雪国の聖子

雪国の聖子

Elara Berrington · 完結 · 82.9k 文字

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紹介

聖子は十五歳から皇族や高貴な身分の者たちのために祈りを捧げ始め、成人するまでは膠合の儀を行うことはできない。成人した後、聖子は膠合の方法で民のために祈りを捧げ、民の精血を吸収することができるようになる。聖子は天地の精華と民の精血を吸収し、半神の体を修得する。その体は豊かで美しく、容姿は驚くほど美しく、永遠の若さを保つのだ。

チャプター 1

広大な温泉の池の中、湯気が立ち込める中、一人の少年が水面から姿を現した。すらりとした四肢、柔らかな腰つき、丸みを帯びた臀部、その全ての曲線が精巧で美しく、まるで水から生まれた精霊の王子のようだった。

千音は湯池の縁に立ち、その身体に光る水滴が美しい曲線に沿ってゆっくりと流れ落ちていく。傍らの侍女は急いで柔らかなバスタオルで彼の体を丁寧に拭き取り、長い貴妃椅子へと案内した。

椅子の上には厚い天鵞絨の毛布が敷かれ、柔らかく快適だった。千音はうつ伏せになって瞼を半開きにし、侍女はタオルで彼の湿った髪を注意深く拭いていた。彼女の角度からは、聖子様の長く濃い睫毛が烏の翼のように、瞼の下に濃い影を落としているのが見えた。何度見ても、聖子様の天人のような容姿に胸が高鳴るのを感じずにはいられなかった。

体を拭き終えた千音は全裸のままうつ伏せになり、退屈そうに脚を揺らしていた。白く長い脚が優雅な線を描く様子を、蜜脂の入った壺を抱えて入ってきた藍戦舟がまさにその瞬間目にした。

彼は背が高く、雪のように白い長衣が胸元で斜めに巻かれ、逞しい腕と胸の半分が露わになっていた。彼は目を半分伏せ、意識して千音の体を見ないようにしながら、寝椅子の前まで歩み寄り、蜜脂の入った壺を小さなテーブルに置いた。

千音は首を傾げて彼を見た。「戦舟お兄様」

「聖子様」藍戦舟は敬意を込めて答えた。

「今度は少し優しくしてね、前回は腰が少し痛くなったわ」千音は目を細め、柔らかな声で言った。その口調には自然と親しみと甘えが混じっていた。

「はい」藍戦舟は小さな声で答えた。

藍戦舟は両手を伸ばし、蜜脂の壺から手のひらいっぱいの膏薬をすくい取り、こすり合わせて温め、そっと千音の背中に塗り始めた。

千音は敏感に小さく震えた。

藍戦舟は手の動きを一瞬止め、さらに優しく動かし始めた。丸みを帯びた肩、美しい曲線を描く背中、そしてまっすぐで長い脚へと、丁寧に塗っていった。最高級の膏薬で幼い頃から養われてきた千音の肌は極めて柔らかく、軽く摘むだけで薄い赤い跡が残るほどだった。藍戦舟は細心の注意を払って一寸一寸の肌を撫で、手の中の蜜脂がすべて千音の肌に吸収されるまで続けた。

最後に両手で柔らかく豊かな臀部を包み込み、大きな手で丸みを帯びた尻を揉みほぐした。溶けた膏薬が深い臀の溝に染み込み、肉を揉む動きに合わせて、水のような光沢を放った。藍戦舟の喉が動き、手の力が少し強くなった。

藍戦舟は両手に力を込め、ぴったりと合わさった尻の頬を開き、その間にある深い溝を露わにした。

深い臀の溝はすでに膏薬で潤され、柔らかな灯りの下で淫靡な輝きを放っていた。溝の中央にあるあの精巧で薔薇色の小さな花は固く閉じており、細かなしわには水のような光沢が満ちていた。

千音は開かれた尻に少し不快感を覚え、軽く臀部を持ち上げ、体を少し動かした。豊かな臀部が軽く揺れ、目を奪う波のような動きを見せた。

「んっ〜」千音は鼻から小さな声を漏らした。

藍戦舟はたちまち全身が熱くなり、下半身が張りつめるのを感じた。思わず身を屈め、あの素晴らしい香りを放つ臀の溝に顔を埋め、口でその美しい花を咥えたいという衝動に駆られた。

理性が衝動に打ち勝ち、藍戦舟は表情を引き締めて黙ったまま、手の力を強め、掴んだ二つの肉を一つずつ揉みしだいた。両方の臀が溝の中の膏薬を押し合い、かすかな音を立てる。臀の間の美しい菊の穴は何度も押し合わされ、すでに香油で潤され、より湿って柔らかくなり、揉まれるうちに小さな口が少し開いていた。

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