章 44

巨大な一物が少しずつ押し込まれ、その大きな先端は愛液の潤滑によってようやく内部へと侵入した。聖子は息を飲み、耐えられぬ痛みに顔をしかめながら、目の前の岩のように硬い胸板を拳で叩いた。

百里熏はそんな抵抗にも動じず、彼をその巨大な一物の上に押さえつけた。太い茎がゆっくりと押し込まれていき、菊門のしわが完全に引き伸ばされ、薄い輪となって中へ突き進む龍のような巨物をきつく締め付けた。

一物が完全に押し込まれた時、聖子は涙に顔を濡らしていた。生まれて初めてこれほどの痛みを感じ、体が完全に引き裂かれたかのようだった。その太い物体が下腹部に真っ直ぐ突き刺さり、まるで全身を貫通したかのようだった。

「...