章 43

百里熏は手を穴に差し入れた。中はすでに濡れそぼち、肉壁が絶えず蠢き、渇望するように指に絡みついてきた。すでに夜明珠で開拓された穴口は、太い指二本を容易く受け入れた。指が柔らかな肉穴の中で掻き回すと、愛液が指の隙間から溢れ出す。さらにもう一本の指を差し入れ、丁寧に広げていく。

肉壁が指の動きに快感を覚え、聖子は目を閉じ、無意識に腰を揺らし、上下に動かして太い指を咥え込んでいた。

今、聖子は百里熏の脚の間に跪いており、臀部を大きく開いていた。花穴に埋め込まれた夜明珠がかすかに見え、その光で花口が水に濡れて艶めいている。花口の下に垂れる珠のカーテンが動きに合わせて揺れ、すでに濡れそぼった珠の連な...