
チャプター
1. 章 1
2. 章 2
3. 章 3
4. 章 4
5. 章 5
6. 章 6
7. 章 7
8. 章 8
9. 章 9
10. 章 10
11. 章 11
12. 章 12
13. 章 13
14. 章 14
15. 章 15
16. 章 16
17. 章 17
18. 章 18
19. 章 19
20. 章 20
21. 章 21
22. 章 22
23. 章 23
24. 章 24
25. 章 25
26. 章 26
27. 章 27
28. 章 28
29. 章 29
30. 章 30
31. 章 31
32. 章 32
33. 章 33
34. 章 34
35. 章 35
36. 章 36
37. 章 37
38. 章 38
39. 章 39
40. 章 40
41. 章 41
42. 章 42
43. 章 43
44. 章 44
45. 章 45
46. 章 46
47. 章 47
48. 章 48
49. 章 49
50. 章 50
51. 章 51
52. 章 52
53. 章 53
54. 章 54
55. 章 55
56. 章 56
57. 章 57
58. 章 58

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章 24
「それは光栄でございます」蓝战舸は低く笑いながら、彼の顎を持ち上げ、再び深く口づけした。
我に返った千音は抵抗する力もなく、既に強い腕に抱きしめられ、頭を仰け反らせたまま口内を蹂躙されていた。
背後の男はますます激しくキスし、口腔の隅々まで丁寧に舐め回し、舌は何度も吸われて痺れるほどだった。深く侵入してきた舌によって口内の唾液が掻き回され、飲み込めなかった唾液が潤った唇の端からあふれ、顎を伝って衣の襟元へと流れ込んだ。
千音は目を閉じ、力なく背後の人の腕の中に寄りかかっていた。蓝战舸の両手が彼の胸元を揉みしだき、緩んだ広い衣の襟元から手を滑り込ませ、胸に触れた。
誰にも触れられたことのない小さ...