章 12

「リラックスして、緊張しないで」と藍戦舟は優しく声をかけた。

千音はしばらく触り続けてから尋ねた。「次はどうすればいいの?」

「人差し指と中指で陰丘を押さえて、前後に揉みほぐすんだ」

「陰丘ってどこ?」と千音が聞いた。

藍戦舟は溜息をつくと、人の背丈ほどもある銅の鏡を彼の前に運んできた。

鏡に映し出された千音の開かれた両足の間の淫らな光景に、彼は恥ずかしさで俯いた。

「顔を上げて、鏡を見て」と藍戦舟は言い、指で銅の鏡を指しながら続けた。「陰丘はここだ。花穴の一番外側にあって、今はまだ薄くて平らだけど、これから大きく膨らんでくる。二本の指で押さえて、左右に揉むんだ」

千音は指で押さえ、そっと揉み...