章 61

「マジかよ!冗談だろ!あいつの後ろにまた超絶美女が乗ってるじゃねえか」

山鬼は目を丸くし、あわやハンドルを握り損ねるところだった。慌てて車を路肩に停めた。

「兄貴、あいつマジでヤバくないっすか?こんな短期間でまた別の超絶美女を連れてドライブとか」

龍飛のカッコいい姿が横を通り過ぎるのを見て、若い学生たちの目には羨望と崇拝の色しか残っていなかった。

「寧兄、見たか?今通り過ぎたハーレーのバイクだ」

車を転回させ、山鬼はすぐに呉寧の横に車を寄せ、注意を促した。

「見たよ。くそっ、あいつ誰だよ?二人も超絶美女を従えてるなんて。特に真ん中に座ってる子なんて、マジで衝撃的だ」

呉寧は感嘆しながら言い、心...