章 83

しかし今回は長く待っていた。彼女が声を出さないまま、硬直して半時間以上も待ち続けた。

彼女が両足を開いて探ってみて、私がもう立ち去ったと確認してから、やっとのことで大胆に身をもがき始めた。

だが私が彼女の艶めかしい姿を見つけたその瞬間、またもや「プッ」という音とともに、驚きと怒りが入り混じって、彼女は「わあわあ」と叫び始めた……

時刻はすでに夜の十時を過ぎていた。窓のない個室の中はすでに真っ暗だった。

頭から覆いをかぶせられた劉婷婷はおろか、覆いなしの私でさえ何も見えない状態だった。

手探りで、私は彼女の腰紐を解いてやった。

口を縛っていた腰紐が解かれるやいなや、劉婷婷は息巻いて罵ってきた...