章 795

あの噂に聞く神のような道士は絶対に中にいるはずだ。

どれほど疲れていようとも、彼はもう恐れなかった。数人の傭兵たちのペースについていき、必死に前へと進んだ。だが彼らが想像もできなかったのは、道観はそれほど遠くないはずなのに、三、四時間も歩き続けているのに、まだ到着していないということだった。

しかも、すっかり日が落ちて真っ暗になり、夜になって濃い霧が立ち込めたため、彼らは道観がどこにあるのか全く見えなくなっていた。

このとき傭兵のリーダーが陳天明に告げた。今は方向が分からず、彼らはみな疲労困憊しているため、これ以上先へは進めないと。ここは至るところに深い断崖があり、少しでも不注意があれば、取り...