章 782

修行していたのがどれくらい経ったのか分からないが、今回の修練では、これまでとは違う感覚を覚えた。体内に熱気が生まれ、ゆっくりと全身に広がっていくのを感じたのだ。

おそらく七彩七夜花を経験したことで、私の心性が大きく変化したのだろう。

そのとき、太陽の光が照りつける感覚をより一層強く感じた。まるで生まれたばかりの赤ん坊のように、貪欲に陽の光からエネルギーを吸収していた。

時間がゆっくりと流れるうちに、私の目も開いた。

目を開けた瞬間、思わず呆然としてしまった。少し離れたところに、教科書を持って食堂に向かう学生たちの姿が見えたからだ。

今から朝食を食べるのだろうか。しかし、学校にいる時間が長いので...