章 764

彼女の話を聞いて、私は眉をしかめ、「やはり七夜花か!」と口にした。

「七夜花って、何なの?」甄妮は疑問を浮かべた。

「七夜花は毒を持ち、しかも異常に邪悪な花だ。患者を診ただけでは治療法がわからない。実際に花を見てみないと分からないんだ」と私は重々しく言った。

私の言葉を聞いた甄妮は、まだ信じられないといった様子で、驚きの表情を浮かべ「そんな不思議なことがあるの?」と言った。

私は頷き、「七夜花の毒を解くには、まず金銀花で解毒する必要がある。金銀花を煎じて患者に飲ませるよう手配してくれ。私は今から七夜花がどんな状態に成長しているか見に行く必要がある」と言った。

甄妮は頷き、私の指示通り...