章 762

今はちょうど朝食の時間だ。王さんが食堂に行ったかどうかは分からない。

そう思いながら、私は銭湯に戻った。銭湯に着く前に、遠くから張さんがぼんやりと座っている姿が見えた。

王さんの様子を見て、すぐに分かった。やはり彼は食堂に行っていなかったのだ。

私が王さんの側に近づくと、彼は私を見るなり、顔に興奮した笑みを浮かべた。

「朝ごはん食べに行かないの?私を待ってたの?」と私が言うと、

王さんはうなずいたが、何か思い出したように、また首を振った。

私は軽く笑って、「一緒に行こうよ。何か食べられるものを見てみよう」と声をかけた。

張さんは笑顔で私について来て、食堂に着くと、私はいつも食べているもの...