章 717

「でも彼女は王先生よりずっと若いんだから、私なんかに興味を持つはずがない」

そう思うと少し納得がいかなかったが、あまり考えないようにした。私はご機嫌で作業を続け、午後になったら女子学生が来るかどうか様子を見ることにした。

この作業は午後六時まで続き、ちょうどその時に終わった。

私はもうすっかり疲れ果てていた。自分の体が年々弱くなっているのか、この仕事に段々と適応できなくなってきた気がする。

大きくため息をつきながら、ポケットからタバコを取り出して一服した。

煙が立ち上る様子を眺めながら、とても心地よく感じた。タバコだけが私に天国のような気分を味わわせてくれるんだ。

タバコがなかったら、きっと耐...