章 673

小強はうなずくと、老張と一緒に彼をベッドから降りるのを手伝い、校長室へと向かった。

校長室に入ると、校長は大きな腹を突き出して椅子に座り、書類に目を通していた。

私たちが入ってくるのを見て、口を開いた。「何の用だ?」

張主任は間抜けな笑みを浮かべて言った。「校長先生、あの毒を仕掛けた犯人を捕まえましたよ!」

校長は急に身を乗り出し、声を上げた。「本当か?」

張主任はうなずいて答えた。「はい、この小僧です」そう言いながら、小劉を指さした。

校長は目を細め、低い声で言った。「すでに捕まえたのなら、警察に任せよう」

「ちょっと待ってください、校長先生」私が口を挟んだ。

私の言葉を聞い...