章 349

「郭楚楚、お前の後半の話は確かに俺をかばってくれてるように聞こえるな。まぁ、こいつと長く暮らしてると、言葉の癖くらいは分かるようになる」

俺は軽く笑った。会社で俺の能力が足りないとか、郭楚楚にコネ入社したとか言われてるのか?

面白いじゃないか。この俺が生きてきて、能力不足だなんて言われたことなんてない。女に「ダメね」と言われれば、ベッドで黙らせてきたし、男なら...ふん。

「どいつがオレの悪口言ってやがる?」

この一言で姉妹は俺が本気で怒ったと思ったらしい。まぁ男としては、最近は姉妹二人がお金を出すことが多くて、俺はただ飯とただ酒にありついてる「ヒモ」みたいなもんだ。面子が潰れたと思っ...