章 34

絹の肌触りのようなストッキングを通して美しい脚を感じながら、同時に陳思琪の熱を帯びた妖艶な身体の感触も味わっていた。

「んっ、んっ!」

陳思琪は咳払いをするような声で、抑えきれない嬌声を隠そうとし、小さな手で私の手をきつく掴んでいた。

彼女は私に続けさせたくなかったのだ。場違いな声を漏らして恥ずかしい思いをするのを恐れていたのだろう。

だが向かい側の韓萌萌も似たような状況だった。彼女の顔が真っ赤に染まり、まるで血が滴り落ちそうなほどだった。

陳思琪もそれに気づき、話すことで本能的な反応を抑えようとした。

「萌萌、顔が真っ赤よ?具合でも悪いの?」

「い、いえ、ちょっと暑くて……」

韓萌萌はと...