章 339

三日目になって、黄詹の方ではエストロゲンの薬が完全に底を尽きた。

この薬がなくなれば、彼はますます女々しくなるだけだ。想像してみてほしい。X市の裏表で顔が利く彼が立ちはだかり、指先をしなやかに曲げて「くそったれ!」と叫ぶ姿を。なんという威厳だろうか。

五日目になって、ようやく黄詹の方から我慢できなくなったらしく、薬がまだあるかどうか、それと仕入れ先の件について相談したいと連絡が来た。

どうせこの件はこれ以上引き延ばせないだろうと思い、思い切って単身で水中欢会所へ向かった。

到着すると、またしても大波浪が迎えてくれた。

「イケメンさん、うちの社長に飲ませた薬、何か問題あるんじゃない?彼、今…」

...