章 270

「しかし、すぐに別の問題に気づいた。この女、嗅げば嗅ぐほど大胆になってきやがる。さっき一度解放したばかりなのに、まるでタバコの渇望に襲われたかのように、手がゆっくりと這い上がってきた。

彼女が俺の息子を握った瞬間、「あっ」と小さな悲鳴を上げ、感電したように手を離した。

「なんで…こんなに大きいの?」

声は小さかったが、俺の耳にはしっかり届いた。彼女は俺が寝たふりをしているなんて夢にも思っていないだろう。

「穎児が言ってた時は信じなかったけど…どうして…こんなに大きいものが…あんたって男、もう…」

なに???

その瞬間、俺は一瞬固まった。この姉妹、二人きりの時一体何を話してるんだ?何...