章 20

優しく私を宥めた後、阿芳は寝るよう促してきた。

ベッドに横になると、私は大人しくなったものの、阿芳のような艶やかな美女が隣にいるのに何も起こらないとなると、正直、諦めきれない気持ちがあった。

十数分ほど葛藤していたところ、突然小さな手が私の下半身に伸びてきて、私のそこを掴んだ。

柔らかくしっとりとした手の感触が心地よく、その手は優しく動いていた。

だが次の瞬間、その小さな手は電気に触れたかのように、ひゅっと引っ込められた。

すると、阿芳の探るような声が耳元で響いた。「趙おじさん、趙おじさん?寝ました?」

私は黙ったまま、先ほどと同じ状態を保ち、呼吸もゆっくりと規則正しく続けた。

...