章 1509

常威は馬鹿ではない。彼は私が少林寺の重傷を負った僧侶たちに小培元丹を服用させ、それほど時間も経たないうちに元気に飛び跳ねるようになったのを、はっきりと見ていた。

確かに陰陽のバランスを崩すという副作用があるかもしれないが、他人の助けがあれば問題なく服用できる。一粒の小培元丹の価値と意義は、単なる丹薬としてではなく、命を救う機会そのものなのだ。

「謝凌隊長!部下はどんな刃の山も火の海も、どんな危険も厭いません!」常威は興奮した様子で言い、即座に忠誠を示した。

私は彼の反応に満足したが、別に刃の山や火の海を越えてほしいわけではない。彼の側に歩み寄り、軽く肩を叩きながら言った。「刑風が少林寺で...