章 1489

「それから、これはPR動画として必ず編集してくれ。ついでに明日、黒龍小隊が少林寺をどう懲らしめるか生配信することも告知しておいてくれ」

この言葉を聞き終わった常威はすっかり驚き呆れていた。口が閉じられないほど呆然とし、しばらくしてようやく我に返った。

「凌隊長、それはマズいんじゃないでしょうか!そんなことをすれば、民衆の怒りを買うことになります。しかも、少林寺の武僧たちはかなりの実力者ぞろいです。明日の戦いは厳しいものになるかと…」

彼の言うことはもっともだった。だが副隊長である私に策がないわけがない。私は彼に手招きをした。常威が耳を近づけると、私の計画を聞いて目を見開いた。

彼は親指...