章 1378

「この功法、私も修行した期間はそう長くはないんだ。本当の威力を全て発揮するなんて夢のまた夢さ。お前が不完全版を極めたところで、私と大差ない効果だろう。どうする?いらないなら構わんぞ!」

「欲しい!もちろん欲しい!」彼が引き下げようとする様子を見て、私は急いで秘籍を懐に入れた。

冗談じゃない、どう考えてもこれはSランクの功法だ。この機会を逃せば、もう二度と手に入れることは難しいだろう。それに彼と対峙する自信もある。たった一、二時間しか修行できなくても、《金鐘罩》の防御力を彼以上に高める方法がある。

なぜか?《無相功》があるからだ!

私の研究によれば、無相の真気はどんな功法とも共存できる万...