章 1377

「この功法なら確かに教えることはできるが、その前提として、お前がまず俺に勝たなければならない」刑風は大笑いし、口元に少し含みのある笑みを浮かべた。

これはまさに難題だ。あれほど威力の大きい金鐘罩を身にまとっている彼に、私がどうして勝てるというのか。そこで私は首を振って言った。「無理だ。先に秘籍をくれて、二時辰ほど修練させてくれないと、勝負なんてしない」

この赵老は簡単に騙されるような男じゃない。練習台にされるつもりなら、少しは血を流してもらわないとな。

双方は譲らず、刑風がどんなことを言っても、私はこの要求を頑として譲らなかった。軍の上層部が傍らで見ていて、言った。「それならば、もう勝負...