章 1375

「久しぶりに思いっきり戦えて、はは、もっとやろうぜ!」

彼はさらに攻撃を仕掛けようとしたが、今度はそうはさせなかった。これはあくまで戦いであって、私がサンドバッグ代わりになるつもりはない。そこで、彼の攻撃の勢いが途切れた瞬間を狙い、体を震わせて彼を弾き飛ばし、怒涛の連打を叩き込んだ。

意外なことに、刑風はまったく避けようとせず、立ったまま私の攻撃を受け止めた。

ゴンゴンゴンゴンゴン!

連続して金属の衝突音が響き渡り、私の拳が痺れるほどの衝撃を受けた。彼の肌には薄い膜が覆いかぶさり、古銅色の金属光沢を放っている。これが私の攻撃を防いでいたのだ。

「金鐘罩か?」私は妙な顔で尋ねた。

刑風は頷...