章 1365

陰陽のバランスが崩れると、体は急速に衰えていくものだ。

だからこそ、多くの夜番人の寿命は長くない。彼らの陽気は徐々に吸い尽くされていくのだ。

実際、ほとんどの人が死後、魂は自ら体を離れ、特定の方向へと進んでいく。そこはおそらく伝説の冥府なのだろう。しかし、極めて少数ではあるが、未練があるのか、怨念のためなのか、遺体の側に留まり続ける魂もいる。

この公営墓地にいる亡霊たちは、まさにそういった類いのものばかりだ。彼らが黄泉の国へ行かず現世に留まることは、六道輪廻の秩序を乱すことになる。私が天の道を代行して彼らを収め、さらに自分のために利用できるというのは、まさに一石二鳥というものだ。

「若いの、も...