章 1349

徐東は急いで傷を癒し始めた。大培元丹の薬効が強すぎたため、先ほどの反動で受けた傷もたちまち修復された。ほんの数呼吸の間に、彼は目を見開き、傷が完全に回復し、戦闘力も最高潮に達していた。

「命を寄越せ!我が血霊剣法の威力を見よ!」徐東が長く吼えると、ついに彼の真の実力が現れた。これは私が意図的に仕組んだことだった。彼には陳天命との戦いで本当の力を見せず、決定的な瞬間に致命的な一撃を与えるよう計画していたのだ。

陳天命も私も、姿を現した吸血コウモリの本体は実際には霊体である。だからこそ徐東の血霊剣法は大きなダメージを与えることができる。思い出せば、彼はかつてこの一撃で金龍と互角に渡り合ったほど...