章 1302

「三!攻撃の準備!」見張り番が遂に心を鬼にして、いつでも命令一下で発砲できるように準備した。

しかしその時、私の車から一枚の令牌が飛び出した。それは私が首長に特殊作戦部隊のために作らせた令牌だった。任務遂行中は至高の権限を持ち、たとえ検問所の見張り番であろうとも阻止することはできない。

見張り番の隊長が令牌を一把掴むと、彼の顔色が急変し、思わず独り言を漏らした。「あっ!まさかあの狂人たち…いや、そうだ、だからこんなに傍若無人なわけだ!皆、早く道を開けろ、さもないと余計な面倒に巻き込まれるぞ」

ガラガラッ!

兵士たちはすぐさま障害物を取り除き、私はためらうことなく突っ込んでいった。軍営内...