章 1268

ガシャンと音がして、錬器房のまた別の隅から、一塊の寒氷が自ら飛び出してきた。バットの翼の上に重々しく落ち、血のように赤い炎に照らされながら徐々に溶け始め、庚金と一体になっていった。

「これは北極圏の地表深くから採取した千年寒氷じゃ。水の属性が異常に濃い。当時、千年寒氷を採集するために、私の部下たちの多くが凍え死んでしまった」陳家の老爺が続けて口を開き、懐かしむような様子だった。

聞いた後、私は何となく悲しくなった。まさに将軍の功成るは万骨枯るというものだ。錬器の材料を手に入れるために、あれほど多くの罪のない命が失われるとは。しかし、彼らは陳家のために命を捧げると決めたのだ。命の危険を知りな...