章 1215

根本的違いがあった、今目の前にいるスキンヘッドとは威圧感が別物だ。

これこそが内功を修練する利点だ。無形のうちに人の気質を変えることができる。

「よし、この写真は頂いていく。お前たちは今日、俺を怒らせた。本来なら許すつもりはなかったんだがな。だが今、お前たちの前にはチャンスがある。うまく掴めば命だけは助けてやる。そうでなければ——」俺は冷笑を浮かべながら言った。「このテーブルのように粉々にしてやるぞ」殺気が立ち昇る。

スキンヘッドを筆頭とするこの連中は、たちまち腰を抜かし小便を漏らした。慌てて手にした武器を下ろし、地面に膝をつき、頭を何度も打ち付けて懇願した。

「兄貴、命だけはお助けを!どうか...