章 1210

「一号、報告を済ませています」

私は頷いて、地下室のテーブルに目をやった。そこに置かれた氷の塊を見て、眉間に皺が寄る。

氷の中央には陳張天の姿。活人丹を服用した後、こんな姿になってしまった。この氷によって彼の生命の灯は一時的に凍結されているが、もし溶け出したら大変なことになる。

「奥に冷蔵庫がある。一号、彼をそこに入れてくれ」私は一号に指示した。彼はすぐに頷き、重厚な冷蔵庫のドアを開けた。

ここは元々肉類を保存する場所だったが、建設されて以来ほとんど使われていなかった。以前、張茜から聞いた話を覚えていたのだ。どうせ何年も使われていないのだから、今日はちょうど役立つ時が来たというわけだ。

冷蔵庫...