章 1203

「もし、わしの孫娘の小環をお前の師妹として受け入れるのであれば、わしは門内の秘伝書をすべてお前に伝授しよう。そうすれば、お前は……」

「成立です!」私は待ちきれずに即答した。

冗談じゃない!彼はただ小環を私の師妹にしてほしいと言っただけで、陳家のお爺さんの弟子になるとは言っていない。せいぜい彼女を師妹として認めるだけで、内功の秘伝書を二冊も騙し取れるなんて。

「よろしい。それならばこの二つの秘伝書をお前に渡そう。一つは『金蛇錐』、Bランク武技だ。内力で錐形の武器を具現化でき、その威力は絶大だ。お前の使っている攻撃武技はあまりにも時代遅れだから、これをちょうど贈ろう」青涼居士は実に気前がよく、い...