章 114

その瞬間、私の舌先には言葉では言い表せない温かさと、魅惑的な味わいを感じた。少し塩気があり、わずかに渋みがあって、ほんのり生臭さも……

具体的にどんな感覚なのか表現するのは難しいが、本当に素晴らしく、興奮してきた!

私の舌が趙夕月の恥ずかしい場所に触れた時、彼女はすぐに目を見開いた。

彼女はこのような情熱的な刺激を味わったことがなく、たまらないと声を上げた。

「くすぐったい、くすぐったいわ、やめて!」

どんなくすぐったさか尋ねると、彼女は羽はたきを中に入れられたみたいだと言った。耐えられないほどくすぐったいのだと。

少し大げさな表現だ。まるで実際に羽はたきを入れた経験があるかのような言い方だっ...