章 110

趙夕月は明らかに恥ずかしそうで、急いでかがんで私を支えようとしたが、私はあえて立ち上がらず、彼女がどんなに説得しても動かなかった。

最後に彼女が完全に手詰まりになったとき、ようやく恥じらいの声で言った。「趙おじさん、今からお風呂一緒に入りましょう?いい香りのするお湯で、ね?いい香りのするお湯で入りましょう」

それならまだましだ。見せてくれないだって?そんなわけないだろう。今夜はお前を逃がすつもりはない。お前に腹いせをしてやる!

しぶしぶ承諾した後、ようやく私は立ち上がった。

趙夕月は洗面所に湯を張りに行き、私はこっそり彼女の後をつけた。

浴槽に湯を張っている間、彼女がそっとスカートの裾をま...