章 108

しかし私が更に鑑賞する間もなく、趙夕月は水を注ぎ終え、私の元に戻ってきた。

彼女のさっきの妖艶で色っぽい誘惑に、私はすでにかなり強い反応を示していた。

水を差し出す彼女も明らかにそれに気づき、頬が少し赤らんでいる。

ウォーターサーバーを振り返り、先ほどの動作を思い返すと、彼女はすべてを理解したようだった。

趙夕月は可愛らしく嗔るように言った。「趙おじさん、誰が見ていいって言ったの!」

水の入ったコップを受け取りながら、私は無実を装った。

「見たくなかったんだよ、夕月。ただ水の注ぎ方を見て、覚えれば自分で注げるからさ。でもどうしてだか、あなたがお尻を突き出した時に、下が見えちゃって、まるで蝶みた...