章 791

二日の時間が、瞬く間に過ぎ去った。

今日の帝都は、絶え間なく流れるニュースに画面を埋め尽くされていた。

ほぼすべての人が、今日あのA級指名手配犯、肖宇が自ら出頭し、弁護団を率いて警察と法廷で対決する準備をしていることを知っていた。

これは華夏史上初めての、このような対立構造の裁判だった。

一方は危険度の高い指名手配犯、もう一方は法執行権威を代表する警察側。

まったく対等ではない力関係と、一人の力で公然と国家機関に訴訟を起こすという話題性が、このニュースの注目度を一気に最高潮まで押し上げていた。

早朝から、帝都のある裁判所の前には人が溢れていた。

単に見物に来ただけの一般市民も、カメラや機材...