章 981

神界(河神灵域)迷雾禁地

巨神峰の雲を突き抜ける高峰に天神殿が聳え立っていた。

天神殿の内部には、古神族の強者たちが全員集まっていた。総勢七人、男性三人に女性四人。その姿は林琉璃と非常に似ており、人間の体に鹿の角を持ち、無数の神秘的な紋様が体の周りを取り巻いていた。七色の光を放ち、最も弱い者でさえ六色の光を纏い、その気配は奥深く恐ろしいものだった。

七人は全員、神殿に並ぶ神々の像の前に跪いていた。

最前列の神像は、秦淮河の河神廟にある河神の姿とそっくりだった。魚の尾を持つ人間の姿をした男性で、三叉の戟を手に持ち、神々しい光を放っている。彫像であるにも関わらず、まるで生きているかのよ...