章 956

南宫烈は手を振って言った。「欧陽志遠、お前は法力が強く、法宝も多い。今日からお前は護星大軍を率いて、乙木星周辺の星河を巡回せよ。魔族を乙木星の領域に一歩たりとも踏み入れさせるな!」

欧陽志遠は頷いて応じた。「星主ご安心を。私は全力を尽くし、三十三天界の安全を守ります」

南宫烈は微笑んで言った。「来い、戦甲と霊晶を与える!」

しばらくすると、二人の従者が金色の光を放つ戦甲を運んできた。一億の霊晶は小山のように積み上げられていた。

それを見た傍らの蘇乾坤は、目を赤くして喉仏を上下させながら、思わず唾を飲み込んだ。

欧陽志遠は大きく手を振り、一筋の玄妙な光が大量の霊晶を指輪の中へと巻き込ん...