章 776

「方山河は躊躇なく笑って頷き、言った。「蘇城主、私は協力いたします」

侍女が大殿に入り、腰を低くして告げた。「城主様、宴の準備が整いました」

蘇乾坤は笑みを浮かべて言った。「よろしい。方門主が遠路はるばるお越しになったのだ。今日はたっぷりと杯を交わし、我々二家の協力の成功を祝おうではないか!」

方山河は立ち上がり、拳を合わせて笑った。「ありがとうございます、蘇城主。我々の協力が実り多きものとなりますように!」

蘇乾坤は方山河たちを率いて大殿を出て宴会場へと向かい、七、八人が透き通るような水晶の円卓を囲んで席についた。

水晶のテーブルには、数十種類の珍しい料理と数本の酒が並べられていた...