章 35

先ほどまで淫靡な声に満ちていた浴室は、今はシャワーの水が床に落ちる音だけが残っていた……

苏玉竹の寝室では、林浩がすでに身支度を整え、ベッドの端に腰掛けていた。苏玉竹は絹のナイトウェア姿で向かいの化粧台に座り、鏡の反射から林浩が自分をじっと見つめていることに気づいた。

「叔母さん、どんな角度から見ても完璧ですね」林浩は真剣な表情で褒め言葉を贈った。

「そんなことないわよ。もうすっかりおばさんだもの」口ではそう言いながらも、心の中では嬉しさが広がっていた。

「本当ですよ!叔母さん、そうじゃなければ、僕がこんなに夢中になるわけないじゃないですか」

苏玉竹は彼を一瞥して言った。「夢中?あな...