章 274

張揚は両手で毛布を広げた。細い腰、平らな腹部、そして光り輝くように白い肌——張揚は全裸だった。

「張揚、それはダメだよ!」林浩は口ではそう言いながらも、目は張揚の体から離れなかった。

さっき張瑶と情事を交わしたばかりなのに、今度は妹がこんな姿で目の前に現れるなんて。林浩は思わず姉妹の体を比べてしまった。

張瑶の上半身はより豊満で、成熟した色気が漂っていた。一方この妹は、全身から若々しい色気が溢れていた。

張揚は義兄の言葉を聞いて、美しい目で林浩を睨みつけた。この林浩ときたら、明らかに自分を見たいくせに、口では認めないなんて。

「張揚、どうしてこんなことするんだ。早く服を着なさい!」林浩は慌てて...