章 79

封薬臣の診療所は生薬市場の隣に位置していた。

徐楓が想像した通り、非常に立派で規模も大きく、小さな病院よりも格式が高かった。

徐楓は中に入ろうともせず、入口に立って軽く一瞥しただけだった。

そして、残りの二百元で椅子を一つ借り、さらに百元余りを使ってスピーカーを購入し、「華佗再来、奇病専門」という広告文句を録音した。

こうして彼は堂々と封家の診療所の入口にある大木の下に座った。

スピーカーからは彼が録音した広告文句が大音量で繰り返し流れていた。

封家の手下二人が、相変わらず左右に立って彼を監視していた。

通りかかる患者や家族たちは、その様子を見て、次々と奇異な視線を送ってきた。

この男は頭がお...