章 100

翻日次の朝、徐楓は露店を出さなかった。

果物を入れる籠やミルクティーのカップは星泰のホテル支配人である田経理に壊されたものが多く、また新しい場所を探さなければならず、とりあえず街に買い物に行くことにした。

蘇晴は朝、出勤の際にわざと徐楓のトタン小屋を横目で見ると、三輪車がまだそこに停まっていた。思わず心の中で首を振った。

「やっぱり口だけなのね!」

たった一日露店を出しただけで、今日はもう怠けて行かないなんて。

こんな三日は漁をして、二日は網を干すような態度で、三ヶ月で五百万元稼ぐなんて?

絵空事も良いところ!

彼女はそれ以上考えず、自転車に乗って出勤しようとした時、ふと昨日白瑩にミルクティー...