章 920

白く豊満な胸のことを考えて、カラフルに塗られた姿を想像すると、思わず得意げな笑みがこぼれた。だがその笑顔も長くは続かず、横から飛んできた黒い影が私の顔面に直撃した。

少し腹が立ったが、陶冬梅に気を取られていたせいで、誰が投げたのか見えなかった。仕返ししたくても相手が分からない。

顔についたケーキを拭き取ろうとしていると、突然ベルトが引っ張られ、小さな手がズボンの中に忍び込んできた。

雄々しいモノはさっきの柔らかい肉の感触で既に目覚めていたが、その小さな手にあっさりと捕まってしまった。何かねっとりしたものが、その手の動きに合わせて塗りたくられていく。

目を見開いて、複雑な気分だった。イラ...