章 803

宝庫が揺れるような感覚はますます激しくなり、彼女の頬を染める紅潮がより一層目を引いていた。

彼女はすぐに耐えきれなくなり、私の手をきつく掴み、両脚もぴったりと閉じて、頭を背もたれの上で左右に揺らした。長く息を詰めた後、深く息を吐き出した。

扉の開閉はますます力強くなり、彼女が頂点に達しそうな瞬間、私は突然動きを止めた。

高まっていた感覚が消え去り、彼女は宙ぶらりんな状態に。鼻から甘く怒ったような息を漏らし、甘えるような、責めるような小さな声で不満を漏らした。

私が動かないでいると、彼女は両脚でぎゅっと挟みながら、自ら腰を動かして迎え入れようとした。

恍惚とした表情の方瑶を見て、私は得意げに窓の...