章 719

「話が…」

浴室からジャンスースーの嫌味な笑い声が聞こえてきたが、もう構っている余裕はない。急いで麺を机に置き、ティッシュで拭った。

幸い、少し冷めていた。もし茹でたてだったら、火傷で皮が剥けていたかもしれない。それでも手は赤くなってしまった。

少し憂鬱だ。今日はなんてついてないんだ。何もかもうまくいかない。

浴室から水の音がザーザーと聞こえてくるが、もう見る気も起きない。テレビをつけて、おとなしく麺を食べることにした。

食べ終わった頃、浴室の水音も止んだ。

俺は悪趣味にチャンネルを変えた。ジャンスースーがエロ映画を見たら、どんな反応をするか見てみたかった。

あの世間知らずな様子からすると、き...