章 1405

不機嫌そうにベッドに座り直すと、テレビをつけながら尋ねた。「今夜の提案についてどう思う?」

「姜兵は自信のないことをする人間じゃないわ」夏目響の声が浴室から聞こえてきた。

私は頷いたが、それ以上は何も言わなかった。

チャンネルを変えてアダルト映画でも見ようと思ったが、夏目響に見られるのが少し気になった。

迷っていると、浴室から彼女の声が届いた。「気にしないで、したいことをすればいいわ」

一瞬固まり、慌てて辺りを見回した。

「安心して、覗いたりしてないわよ。

二人でいる時に一番大事なのは自由でしょう?」夏目響は笑いながら言った。

「そうだな」私は頷き、わざとチャンネルを変え、あえぎ声を大きな音量...