章 1390

私は突破をやめ、ゆっくりと引き抜いた。何かに吸い付かれているかのように、とても締め付けられ、やっと抜け出すことができた。

欲望が体内で長く圧迫されていたせいで、下腹部の感触にも、精神的な反動にも、思わず喜びを感じてしまう。

快感で思わず唸り声を上げそうになったが、必死に堪え、再び軽く腰を押し出した。

毎回、半分以上入れるだけで彼女は耐えられないという甘い吐息を漏らし、手で遮りながら腰をすくめて逃げようとする。

この開墾のような行為に喜びを感じる。触感も、彼女の逃避する反応も、男を思わずのめり込ませるものだった。

まるでチーターが獲物を追いかけるように、逃げれば逃げるほど、狩りの本能が刺激される...