章 1122

吴鹏も暇ではなく、本当に忠実にカメラを抱えて、私から頼まれた任務をこなしていた。

彼がしばらくここで立ち止まって二、三枚撮り、またそこへ行って何枚か撮る様子を見ていると、何を撮っているのかさっぱり分からない。

山には詳しいはずだが、ここ数年は都会で過ごしていて、もう随分と山に入っていない。

ここは以前朱宇と一緒に遊んだあの山とは違う。野生の動物はたいてい敏感で、少しの物音にも逃げ出してしまう。

犬もいないし、これからどうやって獲物を探すのか見当もつかない。

仕方ない、以前は犬を連れて山に入る習慣があって、そばにいると安心できたのだ。

道はだんだん狭くなっていったが、幸い道端の雑草はここ数日で刈...