章 361

劉俊剛は熙然がそんな姿でいるのを見るなり、反射的に目を覆い、大声を上げようとしたが、熙然の方が先に口を開いた。

「大声出さないで。私の体、見たことあるでしょ」

熙然は劉俊剛に苛立ちを隠さず言った。この憎たらしい劉俊剛、明らかに自分が得をしているくせに、まだ自分の前でそんな大騒ぎするなんて、本当に腹が立つ。

劉俊剛は少し戸惑った。この娘、今では賢くなったな。

「あー、別に叫ぶつもりなんてなかったよ。ただ褒めようと思っただけさ。熙然、君のお尻、本当に綺麗だね」

「まだ見てるの」

熙然は口では何でもないと言いながらも、心の中では恥ずかしさで胸がいっぱいだった。結局、熙然はまだ純潔な娘なの...