章 112

それに、見た目の良い女の子たちは、初夜を数千、あるいは数万も売ることができる。そんなビジネスに魅力を感じて、多くの若い女が足洗い場に入ってくる。最初は「一度だけやって業界を去る」つもりだった女の子たちも、入ってみて初めて気づくのだ。それが抜け出せない火の穴だということを。

「若い子は欲しいところだが、今は馮兄に手伝ってもらいたいことがある。これは上の龍頭親分の意向でもあるから、玛兄にも少し面倒をかけることになるだろう」と電話で張田東はさらりと言った。

馮軍はすでに張田東が何を言いたいのか察していた。大きな手で芳姉を引き寄せ、その手を芳姉のスカートの中に滑り込ませ、下着を引き下ろした。中で弄...