章 933

柳娇娇はそのまま手を引かれて前に進んでいった。老王が振り向いた時、彼女はあの恋しくてたまらない素晴らしいものから手を離さざるを得なかったのだ。その瞬間、彼女の中にそれをもう一度自分のものにしたい、掌握したいという強烈な欲求が湧き上がった。

本来なら興奮のあまり歩くたびに股間の締め付けられたセクシーな下着に擦れて声を上げそうになるところだったが、老王についてベッドへ向かう途中、突然彼が張媚の名前を口にするのを耳にした。

頭がぼうっとするほど興奮していた柳娇娇は、その時になってようやく恥ずかしさと驚きを感じながらベッドの方へ目を向けた。

そこには張媚が横たわっていた。彼女は妖艶な曲線美を惜し...